CERTIFIED & EVALUATE|プロダクト|CGS Japan 株式会社

CERTIFIED & EVALUATE

デジタルおよび従来の印刷システムのシンプルで効果的な品質管理ツール

適切な印刷結果と一貫した品質をお客様に提供するには、シンプルで効果的な品質管理が不可欠です。

CERTIFIEDを使用すると、プルーフ出力または印刷物のカラーウェッジを測定して簡単に評価できます。JapanColor2011、SWOP、GRACoL、3DAP、FOGRAなどの一般的に使用される標準のカラーウェッジが含まれており、カスタムカラーウェッジを簡単に追加できます。

スポットカラーを確認するために、ユーザーはライブラリからスポットカラーを選択するか、そのLAB値を入力することにより、独自のカラーセットを作成できます。認定された測定結果は、粘着ラベルに印刷して、プルーフに貼ったり、詳細なレポートとして使用したりできます。

CERTIFIEDは、全社的な概要、詳細なレポート、傾向分析を確認することが出来ます。明確な測定履歴は、色の問題についての議論を避けるのに役立ちます。

オプションの EVALUATE Webサーバーを利用すると、監視対象のすべてのデバイスの測定結果が自動的にアップロードされ保存されます。データは、Webブラウザーを介して、世界中のどこからでもアクセスおよび評価できます。

なぜ品質認証が必要なのか

■トラブルのないスムーズな印刷ワークフローを実現
 今日では、プルーフが最終的な色見本となることも少なくありません。ちょっとした色のズレが、大きなトラブルの原因となり、また一度のトラブルがインクジェットプルーフに対する不信感を顧客に与えてしまう可能性もあります。そうしたトラブルを防ぐには、印刷と同じ色で再現できる正確なプルーフを出力し、その正確性を客観的に証明することが何よりも重要です。目視などの主観だけでなく、数値化されたデータによる客観的な検証をもとに「品質認証」されたプルーフであれば、色に関するトラブルを減らすことができ、スムーズな印刷ワークフローを実現します。

■標準化を実現できコスト削減と収益力が向上
 印刷の標準化を実現するには、印刷を色校に合わせるというワークフローではなく、印刷、プルーフ、モニターそれぞれが正確な色を再現できるよう環境を整えなければなりません。印刷、プルーフそれぞれが基準色に対して「品質認証」できていれば、色に関する問題はクリアできます。印刷の標準化を実現でき、コストを抑えた効率の良いワークフローを構築することで、収益力を向上させることができるでしょう。

■顧客の信頼を得て、新たなビジネス機会を創出
 プルーフを見るとき、「印刷では若干ブルーが沈みます」と言われた場合と「色味は印刷と同じです」と言われた場合では、どちらに好感が持てるでしょうか?答えは明白です。「品質認証」のラベルがあれば、自信を持って色味は印刷と同じと言うことができ、顧客からの確かな信頼を得ることができるでしょう。また、モニタープルーフでも色の正確性が認証できるため、積極的に新しいワークフローご提案することも可能です。顧客からの信頼を得、ニーズを満たす提案をすることで、より強力なパートナーシップを得ることができ、リピート受注、新たなビジネスチャンスの創出につながります。

色の精度を認証するラベル

CERTIFIED WEB は、プルーフの測定結果を画面上で確認できるだけでなく、ラベルとして印字することもできます。測定結果の詳細のほか、測定値が基準値の許容内であれば「OK」のチェックマークが印字されます。これを貼り付ければ『品質認証』されたプルーフとしてデザイナーやクライアントに自信を持って証明することができます。

■分光光度計内蔵プリンタで品質認証ラベルを自動印字
分光光度計内蔵プリンタをお持ちであれば、品質認証ラベルをプルーフに直接印字できます。プルーフの測定からラベルの印字まで、全自動で行えますので非常に便利です。
※別途 COLOR TUNER やFLEX PACK が必要です。

■ラベルプリンタで印字したラベルをプルーフ・印刷物に貼付
ラベルはオプションのラベルプリンタで印字します。右上のチェックが「OK」の証。許容範囲外の場合、「NG」マークが印字されるため、結果は一目瞭然です。

プルーフの色を認証する

■柔軟な基準値設定
 プルーフのターゲットとする基準値は、さまざまな値が設定できます。FOGRAやSWOPのほか、JapanColor2011やJMPAなどの日本の業界標準値も設定可能です。さらに、測色器でカラーバーを読み込むなど各社オリジナルの基準値設定も可能です。これらは出力機やジョブ、クライアント、基準値ごとに設定を登録できるため、一度設定してしまえばスムーズに運用することができます。

■プルーフの測色は1分程度
 プルーフの正確性を検証するには、i1などの職色気を用いてプルーフに印字されるカラーバーを読み込みます。カラーバーは数十パッチですが、1分もかからず読み込めます。分光光度計を内蔵したプリンタであれば、自動で測定できるのでさらにスピーディに作業することができます。測定後、ソフトウェアが基準値を許容内かどうか自動で計算します。

■測定結果をさまざまな角度から検証可能
 レポート表示の画面では、各パッチの基準値と測定値、⊿E、dL、da、dbの値が表示され、より詳細な検証が可能です。また、測定データは自動的にログとして保存されるため、「分析」機能を使えば同じ基準値設定での色差の推移なども折線グラフで確認できます。許容値を外れる前に再度プリンタのキャリブレーションを行う、といった運用も可能です。

EVALUATE - 色認証情報をWEBで閲覧する

■WEBブラウザを閲覧して、色認証情報をどこからでも共有。
 プルーフや印刷物の測定した結果をサーバーにアップロードすることで、社内から取引先の関係者まで同じ仕事に携わる方が色認証状況をWEBブラウザで確認することが出来るようにになります。

■WEBブラウザで閲覧した必要なデバイスの認証結果を必要な形式でレポート化
ORIS Certified//Webで作成された色認証情報は即時にアップロードされサーバー上でデータベース化されます。閲覧者は必要とする色認証情報をデバイス、ジョブや事業所単位など多彩なレポート作成を行えます。

※ 別途「EVALUATE」オプションが必要になります。

推奨スペック

○推奨システム環境ーCERTIFIED-
■CPU:Intel Core i7(第7世代以降)
■メモリ:8.0GB以上のRAM
■HDD:SSD 500GB以上の空き領域
■通信ポート:USBポート×1(ドングル接続用)
■ネットワーク:100mbps
■光ストレージ:DVDマルチドライブ(ソフトウェアインストール用)
■対応OS(64Bit/Pro): Winodws10/Winodws11
■対応OS(64Bit/Server): Windows Server2016/Server2019
■関連プログラム:Microsoft Edge 最新バージョン

○推奨システム環境ーEVALUATE-
■Webブラウザ:Microsoft Edge/Mozilla Firefox/Google Chrome/Apple Safari(何れも最新バージョン)

○対応測定器
■X-Rite社:i1Pro2/i1iO2/i1Pro3/i1Pro3Plus/i1iO3/i1iSis2/eXact/Ci6x
■Konicaminolta社:FD-5/FD-7/FD-9/MYIRO-9
■TECHKON:RS800/SpectroDens/SpectroDrive/SpectroJet

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